マンガ感想文コンクール2024

応募要項

マンガ感想文コンクール
とは?
マンガを読んで楽しんでもらいたい!そして感じたことを書いて伝えることで、豊かな感性を育んでもらいたい!との思いから小中高生を対象に開催しているコンクールです。

対象マンガ
マンガの裏表紙または巻末にISBNで始まる数字が記載されているもの、電子書籍の場合は正規配信版が対象となります。
学習マンガ(歴史や科学などの教科学習を文章ではなくマンガにしたもの)を除きます。
複数巻あるマンガは、全巻でも、その中の1巻でも応募可能です。

応募資格および区分
①小学校低学年の部 (1~3年生)
②小学校高学年の部 (4~6年生)
③中学校の部 (1~3年生)
④高等学校の部 (1~3年生)

※特別支援学校はそれぞれの対応する部に、中等教育学校および中高一貫校の前期課程は中学校の部に、後期課程は高等学校の部に、義務教育学校はそれぞれの学年に対応する小学校の各部および中学校の部に応募してください。


用紙・字数
ダウンロードした指定の原稿用紙、あるいは市販の原稿用紙などを使用し、縦書きで書いてください。用紙のサイズはA4やB4など、問いません。原稿用紙には必ず、「氏名」「読んだマンガ」「感想文の題名」を明記し、手書きもしくはワープロソフト(400字詰め原稿用紙設定)で作成してください。文字数は下記の通りです。
①小学校低学年の部 本文 400字〜800字以内
②小学校高学年の部 本文 800字以内
③中学校の部 本文 1200字以内
④高等学校の部 本文 1600字以内
  • 句読点はそれぞれ1字に数えます。
  • 題名、氏名は字数に数えません。段落や改行で出た空きマスは文字数に数えず、本文の正味文字数で数えます。
  • 手書きの場合は濃く書ける筆記用具(2B以上)を使い、大きな文字で書いてください。

※感想文に絵を加えての応募もできます(必須ではありません)。感想文とは別の用紙に、マンガを読んで感じたことや考えたことを、自由に描いてください。アナログ、デジタル、モノクロ、カラーなど問いません。必ず裏面に記名し、感想文とともに提出してください。


応募作品
  • 応募は日本語で書かれた作品に限ります。
  • 一人何通でも応募できます。
  • 応募は個人のオリジナルで未発表の作品に限ります(生成AIによる作文や不適切な引用があった場合、受賞が取消となる場合があります)。
  • 他のコンクール、コンテストとの二重応募は認めません。
  • 応募作品は返却しません。

応募受付期間
2024年7月1日(月)~9月17日(火) ※必着

※2024年度の応募受付は終了しました


作品提出
  • 応募作品は、手書きでもワープロソフト使用でもかまいませんが、紙で提出してください。
  • 応募票を特設サイトよりダウンロードして記入し、作品の一番上にクリップでとめてください。
  • ホチキス・のりは使わないでください。
  • 応募票は、作品1通につき1票必ずつけてください。
  • 複数応募する場合も、それぞれの感想文に応募票が1枚ずつ必要です。
  • 応募票に不備がある場合、審査対象にならないことがあります。

提出先
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-2-30 4F
JPIC「マンガ感想文コンクール」事務局
応募作品 在中

賞について
  • グランプリ…各部門1名
  • 特別賞…各部門より若干名
  • 団体賞…応募数、作品内容を考慮し若干団体(10名以上の応募があった団体が選考対象となります)

入賞者には、賞状、オリジナル図書カード(グランプリ3万円分、特別賞1万円分)を贈呈します。団体賞の入賞団体には、賞状・記念品を贈呈いたします。


入賞発表
入賞は2025年2月頃に本人・保護者の方宛に通知します。

※団体からの応募および個人への連絡が難しい場合など、在籍校に連絡することがあります。


授賞式
2025年3月、入賞者を招待し都内にて授賞式を予定しています。

※荒天など今後の動向により中止・延期する可能性があります。


入賞作品について
入賞された方の作品・氏名・学校名・学年は主催者の刊行物やWEBサイトで公表します。また、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍、教材、出版物など各種媒体で使用・公表することがあります。

お問い合わせ
E-mail:manga@jpic.or.jp

応募のながれ

① マンガを

感想文

応募票をダウンロードして
記入する

ダウンロード

応募票感想文につける

〈おねがい〉
クリップめがましいです。のり付けやホチキスどめはしないでください。

クリップ止め

応募する

〈提出先〉
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-2-30 4F
JPIC「マンガ感想文コンクール」事務局
応募作品 在中

スケジュール

応募

7月1日〜
9月17日

審査
受賞者通知

2025年
2月下旬ごろ

授賞式

3月予定

WEB発表

※1次審査は JPIC 読書アドバイザー/2次審査はコミック編集者/3次審査はコミック雑誌編集⻑・有識者などが審査を担当します。

Q&A

よくある質問

質問をクリックすると回答が表示されます。

書き方編

Q1. マンガをどのように選んだらよいですか?

何を読むか迷っている人は、家族や友達、身の回りの人と好きなマンガをおすすめし合うことでふだん読まないジャンルのマンガと出会うことができるかもしれません。書店やマンガを置いている図書館が近くにあれば、気になるものを読んでみてください。もちろん、話題になっているマンガを読んでみるのも一案です。
迷った場合には、「おすすめマンガ」もぜひ読んでみてください。自分が読んでいて気持ちが動かされるようなマンガを感想文の題材に選んでみましょう!


Q2. どのようなことを書けばよいですか?

マンガを読んで、感じたことや考えたことを自由に書いてください。読んでいるときに心が揺さぶられ、感動しましたか? なぜ自分の心が動いたのかをよく考えてみましょう。自分自身にとって大切な意味を見つけ、その発見や感動をほかの人にことばで伝えようとするのが感想文です。
また、このコンクールでは、感想文に限らず、エッセイ・推薦文・手紙などの文章でも受け付けます。感想文の形にとらわれず、自分に合った書き方を探してみるのもよいかと思います。


Q3. どういう順序で書きすすめればよいですか?

感想文を書くための決まった順序や方法はありません。内容も自由です。ですが、迷った場合は下を参考にしてみてください。

① 感想文を書くマンガを決めましょう。
詐騎士

©かいとーこ・麻菜摘/アルファポリス

変な家

©雨穴・綾野暁/一迅社

シリーズの場合は全部でも、その中の1冊(第○巻)でも結構です。短編や読み切りのものでもかまいません。

② 感動した場面やコマ、心に残ったキャラクターのセリフをいくつか探してみましょう。
③ 場面・コマ・セリフがどうして感動したり心に残ったりしたのか、その理由を考えてみましょう。
果ての星通信

『果ての星通信』第1巻より
©メノタ/主婦と生活社

④ マンガに描かれていることと、自分が体験したことや見たり聞いたりしたことと比較して、考えを深めましょう。
タヌキとキツネ

『タヌキとキツネ』第1巻より
©ATAMOTO/Frontier Works Inc.

⑤ マンガを読む前と後で自分の考え方などに変化があったかどうか、
マンガを読むことが自分にとってどのような意味があったのかなどを
考えてみましょう。
⑥ ❷~❺についてまとめてみましょう。
⑦ まとめたことを整理し、もっとも伝えたい内容を選んでみましょう。
⑧ もっとも伝えたいことが伝わるように注意して、実際に感想文を書いてみましょう。

何から書き始めればよいのか、文章の構成などを考えてみてください。迷ったときは周りの人に相談するのもよいでしょう。伝わりやすかったことばや順番がヒントになることがあります。


Q4. 決められた文字数以内なら何文字でもよいですか?

たくさん書いたほうが読む人に伝わりやすい場合もありますが、このマンガ感想文コンクールでは自分の考えや気持ちをきちんと表現できていれば、短くても文字数いっぱいでなくてもかまいません。決められた文字数の中で自分が納得できるまで書ききってみてください。


Q5. 改行のため、空白のマスが多くなりました。原稿用紙が1枚多くなりますが大丈夫ですか?

大丈夫です。段落や改行で出た空きマスは文字数に数えません。本文の正味文字数(実際の文字数)が規定どおりであれば選考対象になります。


Q6. 原稿用紙はA4、B4どちらがよいですか?

400字詰めならば、どちらでも可能です。マスが大きい方が書きやすい(小学生のかたは特に)場合、B4サイズをおすすめします。ダウンロードしたものを印刷することができますが、市販のものでも可能です。


Q7. 絵は描かなくてはいけないのですか?

「絵も描きたいな」とか「絵もあったほうが自分の言いたいことが伝えやすいな」などと感じたら、ぜひ描いてみてください。描かなくても審査には影響がありません。提出する場合はコピー用紙や画用紙などを使い、裏面には必ず名前を記入してください。


Q8. 感想文が書けたらどうしたらよいですか?

下書きを終えた文章は次の点に気をつけて読み直してみてください。

  • 誤字・脱字(文字のまちがいや抜け)がないか
  • 自分の感じたことや想いが書けているか
  • 原稿用紙の使い方はあっているか

手書きの場合は2B以上の筆記用具で、原稿用紙にはっきりていねいに清書してください。 必ず「応募票」を記入し、原稿用紙にクリップでとめて提出しましょう。

※作品を複数まとめて送る場合は作品ごとに応募票をつけクリップでとめてください。
作品にホチキス・のりは使わないでください。


応募の手続き編

Q9. 団体応募とはなんですか?

団体応募は学校やクラス部の活動、学外活動など1つの団体を経由し、応募されたものを指します。団体応募の場合、児童・生徒個人の連絡先は不要です。仮に1作品であっても団体が連絡先となっている場合、団体応募になります。
※団体賞の対象は累計10名以上の応募がある団体になります。


Q10. 個人応募とはなんですか?

学校など団体を経由せず、個人が応募する場合を指します。受賞が決定した場合、記入いただいたご連絡先(保護者の方など)に直接連絡をします。


Q11. 所属(学校名)は全員記入しないといけませんか

はい。個人応募・団体応募問わず、応募票の所属学校名は必須です。団体応募をご検討の先生は、所属や団体住所の欄はスタンプやあらかじめ記入したものをコピーし、使用しても構いません。


Q12. 応募票と作品はひとつひとつクリップどめしなければいけませんか?

はい。1作品につき応募票1枚をかならずクリップでとめてください。ホチキスやのりは作品に傷がつきますので使わないでください。


Q13. 団体応募でまとめて送ったのち、後日また数作品応募しました。団体応募になりますか?

なります。連絡先が学校であった場合、別々の封筒などで応募された作品も団体応募とみなします。


その他の質問

Q14. パンフレットなど著作物を利用し告知してもよいですか?

学校や図書室・図書館での配布や、書店での掲示等にご利用ください。(画像の改変や内容の変更は行わないでください)
なお、他の用途には使用されないようお願いします。


Q15. 別のコンクールの作品やこのコンクールに関係のない書類を送ってしまいました。

別のコンクールの作品や応募に関係のない書類を送ってしまった場合は返却できません。ご注意ください。


Q16. 海外在住者も応募できますか?

海外在住者でも応募可能です。日本国外から送付する場合は応募締切日に余裕をもってご応募ください。


おすすめマンガ

秋田書店

アルファポリス

一迅社

KADOKAWA

講談社

集英社

主婦と生活社

小学館

スクウェア・エニックス

白泉社

双葉社

フロンティアワークス

コメント・
応援メッセージ

2023年度審査員のコメント

吉村和真教授

吉村和真 教授

マンガを「語る」ことの楽しさと難しさ

 「マンガが好き」という気持ちや「マンガは面白い」という感覚は、このコンクールに関心を持つ人であれば共通するものでしょう。作品の絵柄にキャラクター、ストーリーの展開に世界観など、マンガの魅力はさまざまに存在します。
 ただし、マンガの楽しみ方は「描く」「読む」だけではありません。そこに「語る」が加わります。つまり、マンガの魅力を言葉にするということです。自分が好きなマンガのシーンやキャラクターを友達に伝えるのは楽しいですよね。ネットでも、たくさんの人がお気に入りのマンガについて論じています。
 ですが、それは決して簡単な作業ではありません。なぜなら、マンガには、絵と文字のほかにも、多種多様なコマ割りや吹き出し、さらには、独特な擬音語や記号表現があって(例えば、「ガーン」と「顔に縦線」が並んでいる場面など)、その魅力を言葉だけで説明しようとしても、なかなか「かゆいところに手が届かない」からです。しかも、気の合う友達だけでなく、より多くの人たち(例えば、あなたが推すマンガを知らない人もいるでしょう)にも伝えるとなれば、至難の業といえるかもしれません。
 したがって、それにトライすることは、文化体験としてのマンガ読書をさらに意義深くすると同時に、自分が使用する言葉や文章の表現方法を豊かにしてくれる大きなチャンスでもあります。
 今や世界の共通言語となったマンガ/MANGAを題材に、あなただけの感想文を発表してみませんか。

プロフィール
1971年福岡県生まれ。京都精華大学マンガ学部教授。専門は思想史・マンガ研究。主要な著書に『マンガの教科書―マンガの歴史がわかる60話』(臨川書店、2008年)、『マンガノミカタ―創作者と研究者による新たなアプローチ』(樹村房、2021年)など。
マンガ研究の環境を整備するために、日本マンガ学会や京都国際マンガミュージアムの設立に奔走。一日三食の食事と同じように、毎日マンガを読みながら、マンガの歴史やマンガが人間に与える影響について研究している。

応援メッセージ

凪良ゆう先生

凪良ゆう 先生

面白さを伝えることも、きっと面白い

 小さいころから物語が好きでした。小説家を名乗るようになった今、そう聞くと、物語とは立派な小説のことだと思われるかもしれません。ですが、実はわたしはかつて漫画家になりたかったのです。残念ながら、漫画家になれるだけの力はなかったのだけれど……物語を創る人、にはなれました。
 物語は、いつもわたしを「ここではないどこか」に連れて行ってくれる翼でした。その翼には、小説も、漫画も、アニメも、差はありません。しんどいとき、悲しいとき、勇気を出したいとき、いつでもそこには物語がありました。
 「読書感想文」といわれると、なんだか真面目なことを書かなければならない、と思うかもしれません。正しいことを書かなければいけない、とも思うかもしれません。でも、本当はそうではないのです。面白いことや楽しいがあったとき、「誰かに伝えたい!」と思うのは自然なことですよね。わたし自身も、たとえばわたしの担当編集者さんは、その気持ちを持ったまま大人になったような人たちばかりです。その感動を、感情を共有したい思う気持ちが新しい物語を生み出します。どうかみなさんの「伝えたい!」をぶつけてください。きっとその思いが、他の誰かを動かす力になるはずです。
 みなさんの熱い思いがこもった「感想」を、楽しみにしています。

プロフィール
京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。『汝、星のごとく』は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。

2023年度受賞者のコメント

中学校の部グランプリ

安部梨緒奈 さん

読んだマンガ
原泰久 著『キングダム』(集英社刊)

 素晴らしい賞をいただきありがとうございます。『キングダム』は祖父の愛読書で、私も大好きになったマンガです。
受賞の知らせを聞いたとき、私の作文からこの作品への愛が伝わったのだと嬉しかったです。
 『キングダム』を読むと、仲間の存在について考えさせられます。仲間のおかげで諦めず、強くなることができました。『キングダム』を通して深まった友への感謝を胸に、新しい出会いの中でもこの作品の主人公のように、仲間の思いを背負っていけるような強い人物に成長していきたいと感じました。

高等学校の部グランプリ

和田七望 さん

読んだマンガ
三星たま 著『夜の名前を呼んで』(KADOKAWA刊)

 私にとってかけがえのないマンガである『夜の名前を呼んで』の感想文でグランプリを受賞することができ、幸せな気持ちでいっぱいです。私の感想文が、『夜の名前を呼んで』と、そこに込められたメッセージを必要としている方とを繋ぐ架け橋となれば、ひとりのファンとしてとても嬉しく思います。
私は、マンガ感想文コンクールに応募するにあたって、改めてマンガが持つ魔法のような魅力を再確認しました。マンガは、子供から大人まで、一生を通して楽しむことが出来るエンターテインメントであり、どんなときも寄り添ってくれる友達にも、先生のように人生の道標にもなってくれる、頼もしく温かい存在ではないでしょうか。
これからも一人のマンガファンとして、読書を通じて心に湧き上がってきた想いを大切にし、ひとつひとつの作品との出会いに感謝しながら、マンガを楽しんでいきたいです。

結果発表

2024年度は全国から13,228通の応募がありました!
その中から23名が受賞し、団体賞は10校の学校が選ばれました。
※マンガ感想文コンクール2025は、2025年7月1日より申込受付開始予定です。

小学校低学年の部








小学校高学年の部







中学校の部






高等学校の部






最終審査員(敬称略)

  • 甲斐雄一郎(文教大学教授、筑波大学名誉教授)

    1957年兵庫県生まれ。国語教育専攻。文教大学教授。日本国語教育学会理事長。博士(教育学)。筑波大学名誉教授。著書に『国語科の成立』(東洋館出版社)、『中国大陸、台湾、日本 中学生が読んだ論語』(筑波大学人間系)など。

  • 藤本由香里(明治大学教授)

    熊本県生まれ。東京大学教養学科卒。筑摩書房の編集者を経て、明治大学国際日本学部教授。専門は「ジェンダーと表象」と「漫画文化論」。新聞や雑誌に連載コラムを持つほか、メディア芸術祭マンガ部門審査委員、手塚治虫文化賞・講談社漫画賞の選考委員等を歴任。日本マンガ学会理事。

  • 町田守弘(早稲田大学名誉教授)

    千葉県出身。早稲田大学卒業。早稲田大学系属早稲田実業学校中・高等部教諭、教頭、初等部校長(兼任)、早稲田大学教育・総合科学学術院教授を経て、早稲田大学名誉教授。博士(教育学)。専攻は国語教育で、特にマンガを含むサブカルチャーの教材開発に関心を持つ。主な著書に『「サブカル×国語」で読解力を育む』(岩波書店)、『国語教育を楽しむ』(学文社)、編著に『サブカル国語教育学―「楽しく、力のつく」境界線上の教材と授業』(三省堂)など。

  • 吉村和真(京都精華大学マンガ学部教授)

    1971年福岡県生まれ。学校法人京都精華大学理事長。専門は思想史・マンガ研究。主要な著書に『マンガの教科書―マンガの歴史がわかる60話』(臨川書店、2008年)、『マンガノミカタ―創作者と研究者による新たなアプローチ』(樹村房、2021年)など。
    マンガ研究の環境を整備するために、日本マンガ学会や京都国際マンガミュージアムの設立に奔走。一日三食の食事と同じように、毎日マンガを読みながら、マンガの歴史やマンガが人間に与える影響について研究している。

  • 川窪慎太郎(講談社 週刊少年マガジン編集長)

    2006年、講談社に入社。『週刊少年マガジン』に配属、2022年より現職。
    主な担当作品に「進撃の巨人」「五等分の花嫁」「ふらいんぐうぃっち」「ガチアクタ」など

  • 萩原綾乃(小学館 ちゃお編集長)

    1994年に小学館に入社し、『Sho-Comi』に配属。以来、小学生女児から高校生くらいまでの10代の女の子向け漫画畑一筋で、『ちゃお』『ベツコミ』『Cheese!』と異動し、『Sho-Comi』に戻って編集長を約4年、『ベツコミ』編集長を約6年務めたのち、2022年10月に『ちゃお』編集長に就任。自身が子どもの頃から大の少女漫画好き。

※受賞者・審査員の方々の情報は、2025年3月時点のものになります


応募作が最終審査に残った方

小学校低学年の部
本田 芽生(宮城県)/岡田 眞欣(山形県)/佐久間 岳(山形県)/前田 いろは(岐阜県)/石本 彩芽(大阪府)/渡辺 葵(大阪府)/二出川 忍(和歌山県)/中里 太一(長崎県)
小学校高学年の部
蜂巣 そら乃(山形県)/安藤 望(埼玉県)/笠井 星良(埼玉県)/本木 心彩(埼玉県)/梅川 龍(東京都)/佐藤 大樹(東京都)/情野 龍之介(東京都)/生田 紘悠(神奈川県)/山口 洋輝(神奈川県)/足助 桜(長野県)/西 悠都(香川県)/桑見 和玖(福岡県)/前田 夏帆(長崎県)
中学校の部
青木 心音(栃木県)/黒須 ひかる(栃木県)/阿部 匡史(千葉県)/土屋 遙利(千葉県)/橋本 葵(千葉県)/鈴木 陽久(東京都)/前島 康佑(東京都)/村上 唯(東京都)/柳田 聡太(東京都)/成瀬 日向(愛知県)/大川 莉乃(滋賀県)/奥埜 友香(大阪府)/石辺 七海(兵庫県)/久保田 実杏(岡山県)/平松 由寿(岡山県)/和田 いちか(愛媛県)/村井 咲太(福岡県)/小柳 寧々(福岡県)/仲宗根 理子(沖縄県)
高等学校の部
菊地 律(北海道)/平本 奏翔(東京都)/堀口 正護(東京都)/相良 美咲(千葉県)/相坂 優芽(神奈川県)/川口 莉央(岐阜県)/梅村 佳奈(愛知県)/山内 瞳(愛知県)/松岡 文奈(兵庫県)

※部門・都道府県コード順


団体賞

川口市立幸町小学校(埼玉県)
枚方市立津田小学校(大阪府)
山口大学教育学部附属光小学校(山口県)
函館市立赤川中学校(北海道)
須賀川市立西袋中学校(福島県)
暁星中学校(東京都)
静岡市立美和中学校(静岡県)
岐阜県立東濃実業高等学校(岐阜県)
藤ノ花女子高等学校(愛知県)
長崎県立上対馬高等学校(長崎県)


団体応募参加校

※800校以上の団体応募がありました。ここでは10名以上の参加があり、1次審査が成績優秀であった学校を紹介します。

小学校
山形市立滝山小学校(山形県)/白河市立白河第二小学校(福島県)/太田市立綿打小学校(群馬県)/川口市立慈林小学校(埼玉県)/ふじみ野市立西原小学校(埼玉県)/平塚市立真土小学校(神奈川県)/岐阜市立加納西小学校(岐阜県)/大阪市立島屋小学校(大阪府)/東大阪市立八戸の里小学校(大阪府)/智辯学園和歌山小学校(和歌山県)/橋本市立橋本小学校(和歌山県)/北九州市立大里東小学校(福岡県)/北九州市立西小倉小学校(福岡県)/鹿児島市立紫原小学校(鹿児島県)/鹿屋市立大姶良小学校(鹿児島県)
中学校
旭川市立明星中学校(北海道)/鰺ヶ沢町立鰺ヶ沢中学校(青森県)/秋田県立秋田南高等学校中等部(秋田県)/茨城県立下館第一高等学校附属中学校(茨城県)/神栖市立波崎第四中学校(茨城県)/桐生市立川内中学校(群馬県)/さいたま市立大谷口中学校(埼玉県)/戸田市立喜沢中学校(埼玉県)/新座市立第五中学校(埼玉県)/袖ケ浦市立昭和中学校(千葉県)/足立学園中学校(東京都)/江戸川区立瑞江第三中学校(東京都)/攻玉社中学校(東京都)/台東区立上野中学校(東京都)/練馬区立大泉第二中学校(東京都)/川崎市立南河原中学校(神奈川県)/二宮町立二宮中学校(神奈川県)/長野県屋代高等学校附属中学校(長野県)/高島市立安曇川中学校(滋賀県)/長浜市立びわ中学校(滋賀県)/堺市立上野芝中学校(大阪府)/関西学院中学部(兵庫県)/奈良市立一条高等学校附属中学校(奈良県)/山添村立山添中学校(奈良県)/岡山市立御津中学校(岡山県)/明治学園中学高等学校(福岡県)/佐伯市立佐伯南中学校(大分県)/鹿児島市立天保山中学校(鹿児島県)/沖縄県立開邦中学校(沖縄県)
高等学校
北海道遠軽高等学校(北海道)/秀明英光高等学校(埼玉県)/暁星高等学校(東京都)/帝京八王子高等学校(東京都)/文京学院大学女子高等学校(東京都)/京都光華高等学校(京都府)/京都市立美術工芸高等学校(京都府)/岡山県立岡山工業高等学校(岡山県)/山口県立柳井商工高等学校(山口県)/小林西高等学校(宮崎県)

※校種・都道府県コード順

主催:一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)
共催:マンガ感想文コンクール実行委員会
協力:コミック出版社の会

©西修/秋田書店 ©Mine Yoshizaki/KADOKAWA 
©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©尾田栄一郎/集英社
©青山剛昌/小学館 
©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX 
©緑川ゆき/白泉社 ©臼井儀人/双葉社